1月31日(日)は、広島市河野産婦人科クリニック院長 河野 美代子氏による「思春期の性、障がいのある子ども達の性」の講演会がありました。
河野先生のお話を聞きに、支援者、親、当事者。と、沢山の方がご来場くださいました。
印象深かったのは、障がい者の場合はこう。健常者の場合はこう。と分けるのではなく、障がいあるなしに関わらず、皆一様に性に関しては無知である。だから、正しい知識を教える必要がある。という考え方でした。
数々の悲しい妊娠、中絶などの事例を上げ、その上で知識があるということがどれだけ大切かということを、愛を込めて訴えられていました。
「性はいやらしいもの、恥ずかしいもの。ではなく、大切なもの、素敵なもの。素敵な性が実行できる素敵な大人になって欲しい。」
そのために、豊かな性教育を受け、豊かな人生を送れるように、言葉、伝達の方法、そして、様々な工夫が必要であり、時間をかけて、丁寧に、ゆっくりと、繰り返し話すことが大切だと仰っていたことが心に残りました。
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