2月5日(金)は、奈良積水株式会社 取締役 管理部長 森安 英憲氏による講演と見学会がありました。
見学させていただいた奈良積水さんでは、ユニットバス・パネルタンクの部品生産をされています。182名の従業員の方がいらっしゃり、そのうち58名が障害のある方だとお聞きしました。
私たちがメインで見学させていただいたのは、ユニットバスの組み立て加工工程でした。そこには、当たり前に働かれている姿がありました。隣にいる人の声も聞きとりにくいくらいの大きな音がする現場。臭いもします。そんな中、電動ドリル等の機械を扱いテキパキと丁寧に、もちろんスピードもあります。一緒に働く方々の息もぴったり。障害のある人が働くということ。そこには、様々な配慮があり整えられた環境の中に仕事がある。そういった形の「働く」を想像していた私にとって、その現場は衝撃的でした。
「いろんな人がいる、だから個々に当たり前に対応していくだけ」森安さんがおっしゃっていたことが、まさに表れていました。社会が、障害を見るのでなく、当たり前に個々として受け入れ考えられるようになっていくことを心から願いました。
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